自分とはどいう人間かを理解し、他者との違いや社会における自分の立ち位置を認識している人のことを、アイディンティティが確立していると言います。一方で、30代後半になっても自分自身ことがわからず、霧の中をさまよっているような人をアイディンティティが拡散していると言います。
40代や50代になるとある種の諦めが強くなるためか、迷いがふっきれ気分的に楽になる人が多くなるようですが、30代は生き方の転換が可能と感じ自分の人生はこれでいいのかと悩む人が少なくありません。
「40にして惑わず」と言うように、30代に自分の人生を真剣に考えることは、葛藤し悩みますが、大切なことなのかもしれません。